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音楽の気分に及ぼす影響,気分状態による音楽趣向の変化について

 最近,何故か今まではちょっと違うタイプの音楽を聴いてます。

 お気に入りは,グリーグの「ピアノ協奏曲 イ短調」。
 20歳代の頃,一時期こればかり聴いていたことがあったけど,再び。そういえば,当時も今と同じように,今後の自分のことを見直す岐路に立っていたのかも。北欧出身というだけで,涼しい感じも得られるし。特に2楽章が良い。ピアニストについては詳しくないので,ようつべのルービンシュタインだったり,テキトーに色々。皆さんもぜひ,ようつべで聴いてみてくだしあ。

 他に,ベートーヴェンの「ピアノソナタ第21番ハ長調Op.53 Waldstein」。
 これは今まで何故聴かなかったのだろうというくらい良い。若干飽きてきたほど聴いている。

 さて,音楽に関する話題として,聴く音楽によって,自分自身の気分が誘導されるようで。ということは,日常的に現在の気分を考慮して聴く音楽を選択することによって,自分自身の気分を和らげようとする場合もあると思うわけです。心理学では感情と気分は明確に区別され,気分(mood)とは,「日常頻繁に観察される感情であって,比較的穏やかな一時的な感情状態である」ととらえられてます。ちなみに気分一致効果なんていうものもあって,気分と一致した感情のトーンをもった情報が再生されやすいという現象もあります。こんな感じで,気分研究というのはなかなか身近なテーマを実証的に検証しようとする分野で,音楽や香りなんかを題材にしていて面白いのです。

 たとえば私の場合,これまではずっと明るい曲,いわゆる長調の曲が好きでした。しかし最近では,何故か不思議と短調,マイナーな曲が少しずつ良いと感じるようになってきました。
 
 そういえば,最近読んだ論文で面白いものがありました(松本じゅん子 (2002). 音楽の気分誘導効果に関する実証的研究 : 人はなぜ悲しい音楽を聴くのか 教育心理学研究,50,23-32.)。この研究では,悲しい時に聴く音楽の性質,聴く前の悲しみの強さと音楽の感情的性格による悲しい気分への影響を調べたそうです。その結果,悲しい音楽は悲しみが弱い時には効果を及ぼさないものの,悲しい気分が強い時に聴いた場合,悲しみを和らげる効果があって,気分に有効に働くこともあることが明らかになったとのこと。
 
 私の場合に話を戻すと,私は悲しい気分にあるわけではないので,この論文の文脈とはちょっと違うかなと。現在は,色々考えるきっかけがあり,自分のことや他人のことをじっくり真剣に考えてみようという時期にあるんですね。何より,上の2曲は悲しい音楽でもないわけで。あ,そもそもワルトシュタインは長調だ。若い頃と比べてうまいと思える酒の種類が増えたように,音楽の幅も広がったということかなぁと。歳を重ねるとはそういうことなんだろうか。

 話が拡散してしまったけど,今回音楽と気分というものを考えることになって,音楽が人間に及ぼす影響の大きさが実証的に検証されているところが面白いなと思ったわけです。これまで自分と向き合うことが少なかった私ですが,しばらくこの状態に浸っていろいろと考えてみようと思っています。やっぱり,音楽ってスゲェや。
01:31 : 日々の記録すなわち日記トラックバック(1)  コメント(0)

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 最近,何故か今まではちょっと違うタイプの音楽を聴いてます。  お気に入りは,グリーグの「ピアノ協奏曲 イ短調」。  20歳代の頃,一時期こればかり聴いていたことがあったけど,再び。そういえば,当時も今と同じように,今後の自分のことを見直す岐路に立っていた...

2012/05/07(月) 03:07:28 | まとめwoネタ速neo

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